社員インタビュー

経営企画部 開発室 リーダー

Kさん

商品開発のプロとして、複数部門が関わるプロジェクトのリーダーとしても活躍しています。

現在の仕事内容を教えてください

主に、麺に関する研究と新商品開発を担当しています。
新たな麺を試作するときには、ラボレベルではなく、工場でよりよい製品をつくるための仕組みづくりまで、考えています。 また、単に商品の中身(味)を開発するだけではなく、自社ブランドを多くの人に親しんでもらうことも私の仕事のひとつです。こだわって作った商品の美味しさが伝わるデザインは何か、など開発としての枠組みを超えたように見えるブランディング活動にも、開発の目線と経験を活用しながら取り組んでいます。




これまでのヤマダイでのキャリアについて教えてください

入社以来、14年間(インタビュー当時)ずっと開発室に所属しています。 といっても年々、仕事内容や責任などは変化しています。
入社当時は麺の開発に専念していましたが、今は製造部や品質保証部など、他部署を巻き込んだ仕事をする機会も増え、仕事の幅が広がりました。複数部門が関わるプロジェクトのリーダーとして仕事を任される場面もあります。自分が携わる仕事の影響が大きくなると同時に、責任も大きくなるので、これまで開発室で培ってきた経験・知識を活かしながら仕事をしています。

入社前後で感じたギャップがあれば教えてください

開発というとなんだか華々しいイメージを勝手に抱いていたのですが、結構地味な仕事も多いですし、仕事の内容が幅広いです。商品作りといっても、予想以上の工程があるのだと驚きました。
例えば、味づくり以外にも、営業と一緒にお客さまを訪問し商品提案したり、パッケージ用の写真撮影なんかもやりますね。入社前にいろんなことをやると言われていたのですが、まさにその通りでした。
ほんとに何でも屋って感じで、それはそれで楽しいです。




思い入れのある担当商品とその開発エピソードを教えてください

「凄麺 長崎ちゃんぽん」です。
麺の開発からスタートして商品の企画からすべてを一から作り上げた初めての商品です。ちゃんぽんらしい極太麺を作るのに5年くらいかかったので、それも含めて思い入れがあります。
とにかく麺の開発でとても苦労しました。少量の試作ではうまくいっていたのですが、工場で量産しようとすると普通にできるはずのことができなくなってしまって困りました。かなりアイデアを絞りだして色々試したのにやっぱりできない。
もうだめだってときに、基本に立ち返ったら、できたんです。すごく遠回りをしていたみたいです。でも、そのおかげでこれまでよりも機械や製法のことを深く理解することができ、それはそれで活きています。

今後の目標を教えてください

人として成長したいです。何年たっても、社会人として未熟だと感じることがあるので、これからも成長し続けていきたいと思います。あとは仕事だけできる人にはなりたくないです。そういうと、じゃあ仕事はできるのか?とツッコまれそうですが(笑)

Kさんが感じている「今のヤマダイ」について教えてください

今のヤマダイは、私の入社当時よりも、若い人材が活躍できる環境が備わっていると思います。若手の割合も高くなり、新たな工場を立ち上げたりしたことも手伝って多くの新しい要素がありますので、若手の力がとても重要です。そのことも重なって、社内には「これからのヤマダイ」に対する期待感が高まっているとも感じています。

休日はどんなふうに過ごしていますか

時間があれば、自転車に乗ったりしています。前は、友人と時間をあわせたりしていましたが、家族のスケジュールもあるので、最近は、ほとんど1人で走っています。たまにレースなどのイベントにも参加しています。雨の日は走れないので日曜大工をしています。やりたいことを詰め込むので基本的に休日のほうが忙しいです。




ヤマダイ製品の中で好きな商品は何ですか

「凄麺 長崎ちゃんぽん」です。やはり長い年月をかけて開発をしたので、個人的な思い入れが強いです。もちろん、それだけではなく、極太麺の食感と具材・スープの一体感がすばらしいと感じます。私好みな味に仕上がっております(笑)